啓蟄(けいちつ)の6日、京都府福知山市猪崎の三段池公園で、早春の風物詩「松のこも外し」が始まった。虫が冬ごもりするこもも、今年は暖冬の影響で「虫の入りは少なめ」だが、松は冬から春へ装いを改めた。 毎年10月、虫による松枯れを防ぐために、松の幹にわらで編んだこもを巻き付ける。虫がうごめき出す春先、害虫のマツケムシをこもごと焼却する。 まだ肌寒いこの日朝、市シルバー人材センターの作業員5人は、幹に巻いたこもをかまで切り、次々と火に投げ入れた。今年は600本の松に取り付けたこもを、20日ごろまでに外すという。長年作業を行う土田房数さんは「冬がこんなに暖かかったのは初めて。虫も少ないようだ」と話していた。
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